腰痛


39歳 主婦 広島

数年間、腰痛で悩んでいます。
整形外科で診てもらったのですが、牽引されただけで一向に治る気配がありません。
首のうしろから、背中にかけて痛みがあります。
夜の睡眠も浅く、このままでは年齢と共に重症になるのでは、と心配です。
私のような腰痛持ちにも針で治るのでしょうか。

_________________________


背中から腰にかけて痛みを抱える患者さんは多く、年々増加しています
同じ姿勢や、無理な姿勢を続けると腰や背中の筋肉がこわばり、コリや痛みを感じるのです。

治療は、この筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。



日常生活で最も酷使されているのが、首からお尻に一直線に走る「脊柱柱起立筋」です。

この人間が持つ一番長く大切な筋が循環障害・酸素欠乏・疲労物質の蓄積により腰痛引き起こします。

また、内臓疾患がある場合も、その臓器(胃、小腸、大腸など)に応じて背中から腰にかけて、特有の知覚過敏となります。


患者さんで多いのは「脊髄すべり症」からの腰痛です。
この「すべり症」は腰椎(腰の骨)が、ややお腹側にズレている症状。
外見上は下の写真のように、腰椎の辺りが凹んでいます。


すべり症(治療前)

これは先ほど書いた「脊柱起立筋」が引きつり(凝り)、背骨を圧迫し、「すべり症」を発症しているのです。

治療はその部位に刺鍼し、約20分刺激することで凹みが緩和されます。
それが下の写真です。

すべり症(治療後)


腰痛の原因は様々ですからその原因にそった治療を施します。


腰痛」の治療のツボ

第二腰椎の外側の腎ゆ(じんゆ)、第四腰椎の外側の大腸兪(だいちょうゆ)、腰椎と仙骨の境目の関元兪(かんげんゆ)、膝頭の裏の委中(いちゅう)などを刺激します。


足の痛みや痺れ(カカトや足首を含む)も腰痛が起因している場合が多いのです。

椎間板ヘルニアや脊柱閉窄症の外科手術後、痛みや痺れの残っている患者さんにも同様の治療を行います。


腰痛治療を続けながら、日常でも腰痛対策をしてください。
いままでと同じ動作をしていては、腰痛はなかなか緩和しません。

そこで日常での「腰痛対策」です。
このイラストを参考に、日常をお過ごしください。

腰痛.jpg