Ｔ・Ｓ子　５１歳　　神戸市　主婦

更年期障害で苦しんでいます。
症状はホットフラッシュが主で、急に顔がほてり、汗が噴き出し、目がくらみます。
数年前から足の冷え、閉経と同時に不眠が始まり、全身倦怠感があります。
更年期障害は治せるものなのでしょうか。

日本の女性の閉経年齢は平均、50.5歳と言われています。
更年期とは、この閉経前後の５年間の時期で、４５歳～５５歳の期間に生ずる不定愁訴を更年期症状といいいます。

更年期障害は、自律神経失調症など、内分泌系、免疫系の失調症状が表れます。
また、心理的ストレスを強く感じ、抑うつ、不安などの神経症状が出やすくなります。

（Ｓ子さんは週１回の治療。疾患軽減数値をそのつど出していただきました。初診時の目安は「10」です）

第１診(一週目）

のぼせと発汗が一番気になるとのこと。次いで、足の冷えと全身倦怠感を何とかして欲しい、と。
経穴は更年期障害に関係するツボに置鍼。（評価値・８）

第３診（三週目）

のぼせは続いているが、足の冷えはやや緩和されてきた。全身倦怠感は変わらず。（評価値・７）

第７診（七週目）

のぼせと発汗が、一日に何回も起きていたのが、１～２回に治まってきた。（評価値・５）

第１０診（十週目）

のぼせと発汗は、たまに起きる程度にまで軽減。肩こりは治らない。なかなか寝付けない。（評価値・６）

第１３診（三ヶ月目）

のぼせと発汗はほぼ治まっている。肩こりは軽くなり、たまに起きていた頭痛は無い。早朝によく夢を見ていて、眠りが浅い感じがする。（評価値・３）


初診以来、３ヶ月を経過。「１０」あった疾患度が、「３」にまで軽減された時点で、隔週の治療にする。
Ｓ子さんは、１年経った今も定期的に来院され、「予防のためにきています」と、笑顔を見せられるようになっています。
最近注目されている男性の「更年期障害」も治療対象となります。

はせがわ鍼灸院・兵庫県姫路市 (姫路駅から徒歩８分）アーケードを通りますので雨にも濡れません。

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